CMS-コンテンツ管理システムの一番人気WordPressをレンタルサーバーを借りて、インストールする段取りについて取り上げます。今回はレンタルサーバーのロリポップ!編です。
レンタルサーバーはロリポップ!を選択(申込みからログイン)
さては何よりもまず、ロリポップ!サーバーのアカウントを持っていなくては全てが始まりません。
独自ドメイン設定のためのドメイン取得や、独自SSLの設定などはこの際後回しにして下のリンクから申込み手続きを始めてください。なお、WordPressを使うためには、エコノミー以外のライトプランからハイスペックなエンタープライズまでのうちの各プランから選んでください。

いずれも10日間の無料お試し期間が設けられておりますので、期日前にやめたい場合は一切の費用など不要のまま終了できますので心配いりません。いえ、遠慮なく取りやめは可能です。
ロリップ!レンタルサーバーのアカウントを取得する
→ ロリポップ!申込み
ロリポップ!管理画面での操作(3つの方法)
以下、3つの方法について要点をまとめ、オリジナルの躓き点も蛇足していきたいと思います。
データベース作成とWordPress設置
LOLIPOP!サポートに「WordPress(ワードプレス)の設置」というのがありますので、それを手本に進めます。これは従来の方法というべき、データベースを作ってWordPressのアプリをサーバーにアップロードし設置する方法になります。
データベース作成
WordPressの入手 ~ WordPress.ORG 日本語
ファイルのアップロード
インストール
従来は上記のような手順でおおよそどちらのサーバーでも同様の流れでWordPressを設置していました。正直なところ初心者や初級者には本当に面倒で厄介な段取りだったんじゃないかと想像します。

私の場合、この方法でのWordPressインストールで
・解凍WordPressファイルのアップロード
・インストールからのWordPressログイン画面
ここまでにたどり着けなくて最低でも3度は失敗・断念した記憶があります。
とにかくWordPressのログイン画面「ユーザー名」「パスワード」が出てこなくてホトホト辟易しました。
WordPress簡単インストール
ロリポップ!にも最近では非常に便利な機能として「WordPress簡単インストール」があります。
参考には以下のページを手本にしました。なお、レンタルサーバーサービスも日進月歩。進化し続けていますから、マニュアルや教科書なども歩調を合わせて変遷していることを承知しておきましょう。
技術評論社×ロリポップ! ~ 初めてのWordPress
教えて!レンタルサーバーのこと ~ 【初心者向け】WordPressの使い方、始め方を徹底解説
繰り返しになりますが、マニュアルや教科書や他の多くの親切な解説ページでも常に最新とは限りません。ここを理解したうえで、実際のログイン画面と照らし合わせながら、またサポートと密に連絡を取りながら進めていくのが、最も確実で間違いがないものと考えます。では
兎にも角にも、まずはログイン「ユーザー専用ページ」(※画1)に入りますね。
メニュー(左側)に「WordPress簡単インストール」という項目(※画2)があるとおもいますので、そこから各必要項目を入力し、入力した内容を確認(※画3)したうえで、承諾しインストールボタンをクリックし、インストール完了を待ちます。エラーその他の障害がなければ無事にWordPressが設置され、WordPressの管理画面からログインできるはずです。いかがでしょうか?文章にすると非常に簡単です。実際にもですが。
以下は、2020年1月現在のキャプチャーになります。



以前にアップした記事もリンクしておきます。
WordPress簡単インストールロリポップ!編 – レンタルサーバーWordPressインストールクランク (saabaa.xyz)
ドメインとサーバー新規当時申込みならどちらが先? ムームードメイン&ロリポップの場合 – レンタルサーバーWordPressインストールクランク (saabaa.xyz)
右も左も上も下もわからない状態でのスタートでしたので、独自ドメインの取得から設定やWordPressインストール後の管理画面へのログインするまでにも相当な時間と苦悩がありました。幾度となくペパボサポートに頼ったことか…。
一応念のため、YouTubeにも解説動画がアップされていたので掲載しておきます。
WordPress簡単引っ越し
WordPressの移行は簡単インストールよりももっと簡単です。先ほどの画像にもあるように、メニューから「WordPress簡単引っ越し」という機能を使って、ロリポップ!サーバーに既存のWordPressサイトを移行させることが可能です。問題はー

引っ越しの対象外となるデータ
・引っ越し元にある .htaccess ファイル
・wp-content ディレクトリ以下のバックアップ系のプラグインのデータ
・wp-content 以外のデータ
以下に注意事項をサポートページから一部抜粋しておきます。
WordPress簡単引っ越しを利用する上での注意事項
動作要件
- ご契約のアカウントにおいてデータベース作成上限に達していないこと
- 引っ越し元サイトで使用しているWordPressのバージョンが4.0以上であること
- 引っ越し元サイトで使用しているPHPのバージョンが5.3以上であること
- 引っ越し元サイトが次の条件にあてはまる場合、利用することができません
- WordPressでマルチサイト機能を使用している場合
- データベースの容量が1GBを超えている場合
- WordPress.comで運用されている場合
- PHPからファイルを圧縮するツールが利用できない場合
※ 引っ越し処理を行う際にデータベースを1つ新たに追加します。既にデータベースを上限数まで利用している場合は引っ越しを開始できませんので、「データベース」から既に作成したデータベースを整理してください。
※ 各プランのデータベース作成上限は「プラン比較表」をご確認ください。
※ セキュリティ系のプラグインを導入していて、管理者ページのURLが変更されている場合は、引っ越しを行う際に一旦無効にして、引っ越しが完了した後に有効に戻してください
引っ越し後のWordPressについて
WordPressのマイナーバージョンが最新のものになります。例えば、引っ越し元サイトで 4.9.2 を使用している場合、引っ越し後は 4.9 系の最新バージョンになります。
引っ越し処理で利用する「Lolipop Migrator」プラグインがインストールされている状態となります。
文字通りの簡単引っ越しなのですが、いろいろと条件もあり、移行後も制約がある場合も見受けられるので、良し悪しはあるかと思います。判断基準は早め早めが吉ということだと言えるでしょう。
前にアップした記事
ロリポップ!へ他サーバーから移管する手順と注意点 – レンタルサーバーWordPressインストールクランク (saabaa.xyz)
最後に
このページが一人でも多くのWordPressによるWeb運営を希望する方の眼に届けられたなら何よりです。
ロリポップ!レンタルサーバーは初心者・初級者には特に最適で、推しサーバーの一つです。
ぜひ
・簡単インストール
・簡単引っ越し
それぞれの機能を活用してお試しいただけれと思っています。
ロリポップなら月々110円から
WordPressなどの簡単インストールやカート機能、
アクセス解析、ウェブメーラーも標準装備!
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