ロリポップ! WordPress簡単引っ越し機能の注意点

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この度、GMOのベーシックレンタルサーバーサービスのロリポップ!から「WordPress簡単引っ越し」機能の提供を開始しました。この機能について簡潔に注意点をピックアップして整理して紹介したいと思います。

まず、現状はベータ版であることを承知おきください。

WordPress簡単引っ越し機能を提供開始

ロリポップ!で新たに機能追加された「WordPress簡単引っ越し」機能を利用すると、他社のサーバー等で運用しているWordPressで作成されたWebサイトをロリポップ!へ簡単に移すことが可能となります。

「WordPress簡単引っ越し」で出来ること
・他社のサーバーでWordPressをお持ちの方が、ボタン一つで簡単にロリポップ!へ引っ越しできるようになった。
・ロリポップ!のスタンダードプランからハイスピードプランへのWordPressサイトの引っ越しも利用が可能となった。

《引っ越し対象となるデータ》
・WordPress データベース内のデータ
・wp-content ディレクトリ以下のデータ(バックアップ系プラグインのデータを除く)

《引っ越し対象外のデータ》
・引っ越し元にある .htaccess ファイル
・wp-content ディレクトリ以下のバックアップ系のプラグインのデータ
・wp-content 以外のデータ

※引っ越しを行っても、引っ越し元サイトのデータが無くなることはありません。
※引っ越し元のサイトと同じドメインを利用する場合は、ドメインの移行も併せて行う必要があります。

「WordPress簡単引っ越し」の手順や動作要件などの詳細は、下記のマニュアルを参考ください。

「WordPress簡単引っ越し」マニュアル
 

引っ越し後のWordPressについて
WordPressのマイナーバージョンが最新のものになります。
例えば、引っ越し元サイトで 4.9.2 を使用している場合、引っ越し後は 4.9 系の最新バージョンになります。

引っ越し処理で利用する「Lolipop Migrator」プラグインがインストールされている状態となります。

WordPress簡単引っ越しは、現在β版での提供です。

WordPress簡単引っ越しを利用する上での注意事項

では、本題の注意点についてです。もっとも大事な使っているサーバーのスペックなど、動作要件まわりに関してつぶさに追っていきましょう。動作要件は以下の通りです。

動作要件

  • 契約のアカウントにおいてデータベース作成上限に達していないこと
  • 引っ越し元サイトで使用しているWordPressのバージョンが 4.0 〜 5.2 であること
  • 引っ越し元サイトで使用しているPHPのバージョンが 5.3 以上であること
  • 引っ越し元サイトが次の条件にあてはまる場合、利用することができません
    ・WordPressでマルチサイト機能を使用している場合
    ・データベースの容量が1GBを超えている場合
    ・WordPress.comで運用されている場合
    ・PHPからファイルを圧縮するツールが利用できない場合

これらの要件からはみ出してしまうと、アウトだよと言うことです。

特に対象先としては割合的に少数派かもしれませんが、WordPress.com本体で運用していたオーナー(Webマスター)は残念ながら対象外です。それと手上がり次第、戦法としての数撃ちゃ当たる方式でマルチ運用されていた場合も断念してもらう形です。

ツールのバージョンについては、古いのをバージョンアップ更新すれば問題ないと思います。なら、逆に新しすぎたらどうなのか?って不安に至るかもしれません。そこは確実に最新版への対応が進むでしょうから心配ないでしょう。

また、※ 引っ越し処理を行う際にデータベースを1つ新たに追加します。既にデータベースを上限数まで利用している場合は引っ越しを開始できませんので、「データベース」から既に作成したデータベースを整理してください。
※ 各プランのデータベース作成上限は「プラン比較表」を確認ください。
※ セキュリティ系のプラグインを導入していて、管理者ページのURLが変更されている場合は、引っ越しを行う際に一旦無効にして、引っ越しが完了した後に有効に戻してください。

とあるように、エコノミー、ライトプランなら、移行する以前に、上限うんぬんを懸念する容量でもないでしょうし、また逆にスタンダード以上のプランなら相応の数がありますから、それほど整理に手間取ることはないんじゃないかと予想します。

大事なポイントとしては、

  1. ツールのバージョン
  2. データベースの容量
  3. 余計な機能整理

大まかに言って、この3つに絞られるんじゃないかと考えます。

引っ越し後のWordPressについて

引っ越し機能を使用し、無事引っ越しが終了した後は、WordPressのマイナーバージョンが最新のものになります。

例えば、引っ越し元サイトでバージョン 4.9.2 を使用している場合、引っ越し後は 4.9 系の最新バージョンになるという仕組みです。引っ越し処理で利用する「Lolipop Migrator」プラグインがインストールされている状態になります。

また、引越し前にお気に入りで使用していたプラグインを再インストールしても対応になっていないケースも考えられます。こだわりを持って使っていた方は、事前にプラグイン仕様を確認しておきましょう。

実際の引っ越し機能を利用する手順からの注意点として

手順に関しては実際に進めていく上で、いろんなケースが浮き彫りにされる場合もありますので、マニュアルにある手順要領で気がついてポイントだけ拾って整理しておきたいと思います。

○ ログインしなくちゃ始まらない(すべてはここからなので)

1.メニューの「WordPress簡単引っ越し」で同意するチェックと開始のクリックの前が一番大事

 ディレクトリの同名ファイルの存在確認不足で、せっかくのデーターが上書きで思わぬことにならないよう、チェックとバックアップを念の為に。

それと、引越し元のサイトURLをログインしたままで、管理者ページからのURLで引き継がないように。一般ユーザーが見れてるネット上のURLですから。

2.独自ドメインを新たに設定して移行する場合も要注意。先に独自ドメイン設定を完結させておく必要がありますから、いざという段階になってあわわとなりませんように。

3.全てにおいて前もって準備を完璧に終えておけば、あとは「同意する」からの「移行開始」で引っ越しは無事完了するはずです。

何よりも先ず、マニュアルを最後までスクロールさせ完読して、かつ都度不明点を確認しておいてから、移行手順に入ることを推奨します。

本当に大事なのは、手順以前のほうですから、むしろね。

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■キャンペーン内容
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