ロリポップ!へ他サーバーから移管する手順と注意点

LOLIPOP!

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移管(移行)はロリポップに限定せず手順の流れに大きな差はないものと考えます。
つまり

  1. 新規に使いたいサーバー(受け皿)を準備
  2. ドメインを設定し、データを移行
  3. 既存サーバーの閉鎖
  4. DNS(ネームサーバー)変更

とてもザックリ大雑把にいうと、以上の4つの流れになるんじゃないかと思います。

→ ロリポップ!

他サーバー移行作業

そこで、まずは他社で運用中のサーバーからの移管作業からです。

サーバー移行では、サイトデータの移行と独自ドメインの設定が柱になると考えられます。

一、既存サーバーから移行するデータをFTPソフト等を使用しダウンロードしておく
一、ロリポップ!の新規申込みをしアカウントを取得しておく
上記2つの順番はどちらを先にしても問題ないかと思います。ただ、移行が完全に完了するまで既存サーバーの契約は解約しないでおいたほうがいいでしょう。また移行作業の前に独自ドメインのネームサーバー設定は変更しないのも注意点です。

移行方法

まずは、ロリポップ!のサーバーアカウントを取得したという前提でご理解ください。それから仕様画面はリニューアル等も含め変わっていくので当該時点とは異なっている可能性があることをお含みおきください。
ロリポップ本体のサポートをベースにポイントを絞って再整理していきます。

1.独自ドメイン設定画面を開く

ロリポップ!Webトップのログイン▼ユーザー専用ページからログインして、「サーバーの管理・設定>」の『独自ドメイン設定』をクリックして進みます。

ここまではロリポップ!サーバーの新規申込みで契約成立していることを前提とします。

2.設定する独自ドメインと公開フォルダの設定

「独自ドメイン設定」画面の ▶独自ドメイン設定をクリックして開きます。この画面に▶独自ドメインをチェックするボタンがあるはずなので、設定する独自ドメイン公開(アップロード)フォルダを入力と指定し、クリックします。これで公開(アップロード)フォルダがサーバー上に自動的に作成され、その作成フォルダに、事前にダウンロードした移行するデータをアップロードする手順です。

・設定する独自ドメイン
移行されるサイトのドメインを入力します。
・公開(アップロード)フォルダ
任意のフォルダ名を入力します。

(※サポートページ 手順5)

3.独自ドメインの設定

独自ドメインの設定では、ネームサーバー設定を最後に▶あとでネームサーバーを設定するをクリックし、次に▶設定をクリックします。

4.アカウント情報の確認

FTPソフトに設定する情報を確認します。
ユーザー専用ページの「ユーザー設定 >」から「アカウント情報」を開き、「サーバー情報」にてFTPソフトに設定する情報を確認します。

5.移行データのアップロード

事前に用意したFTPソフトにロリポップ!の「サーバ情報」を設定し、「公開(アップロード)フォルダ」に移行データをアップロードします。

自分の場合は、従来から利用していたffftpを使用しました。(Windows 10)

6.メールアドレスの作成

ユーザー専用ページの「メール設定/ロリポップ!webメーラー」を開き、「info@□□□.jp(ロリポップ!のドメイン)」と「info@□□□.△△△(独自ドメイン)」は自動的に作成されます。
▶新規作成をクリックし、他サーバーで利用していたメールアドレスと同名のメールアドレスを作成します。メールアドレスとパスワードを入力し、▶作成をクリックします。

7.メールソフトの設定

メールソフトを利用している人は、メールソフトにロリポップ!のメールアカウントを設定します。

8.ネームサーバーの設定変更

ロリポップ!に設定したドメインのDNS(ネームサーバー)設定を下の情報に変更します。変更はドメインを取得したサービスのサイトで行うことができます。

プライマリネームサーバーuns01.lolipop.jp
セカンダリネームサーバーuns02.lolipop.jp

つまり、設定変更前ではネームサーバーが既存サーバーに設定されていたものを、変更後に移行先であるロリポップ!サーバーにネームサーバーを変更するというわけです。

設定変更後、サイトへのアクセスやメール全てがロリポップ!のサーバーを参照するようになる(設定が反映される)まで、最大72時間かかるようです。この間、既存他サーバーとロリポップ!の契約期間が重複して契約している形になります。

正直、DNSやネームサーバーの意味もよくわかっていなかった時点で実行してしまったので、一番苦労したのは実際このあたりだったかもしれません。

以上が、ロリポップ!サポートにも掲載している移行方法の流れと若干の注意点を補足させていただきました。

他サーバーからWordPressの移行作業

次に、同じくサーバーの移行作業の中で最も運用者にニーズとして注目度の高いWordPressの移行について触れておきます。

WordPress移行

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WordPressの移行も基本的にサーバの移行方法と流れはそれほど変わりません。置き換えて考えて欲しい部分が、WordPressのアプリとデータベースの設定と編集と移行になります。なお、ここで取り上げる移行方法は手動での作業になります。

移行の流れ

  1. 独自ドメイン設定
  2. データベース作成
  3. 設定ファイル編集
  4. データベース移行
  5. WordPressデータ移行
  6. ネームサーバー設定変更

以上の6つのステップです。
この流れのうち、2~5が少しサーバ移行と違う部分です。1と6はあえて割愛させていただきます。

2.データベースの作成

① ユーザー専用ページからログインし、サーバーの管理・設定> から、まずは「データベース」を開きます。

② ここでデータベースを作成します。▶データベース作成をクリックし、必要事項を入力後に▶作成をクリックします。
・任意のサーバーを選択 ・好みのデータベース名入力 ・任意のパスワード入力

③ 作成したデータベース画面で「データベース情報」で確認できます。
「サーバー」「データベース名」「ユーザー名」「パスワード」は、次の設定ファイル編集で使いますのでメモしておきます。またスタンダードプラン、エンタープライズプランの場合はデータベース一覧の▶操作するボタンをクリックすると確認できます。

3.設定ファイル編集

設定ファイルの編集は自身のパソコンのメモ帳などのテキストエディタで編集できます。

wp-configファイルを編集
他サーバーからダウンロードしたWordPressのサイトデータにある「wp-config.php」を編集します。

編集例
/** WordPress のためのデータベース名 */
define(‘DB_NAME’, ‘データベース名‘);
/** MySQL データベースのユーザー名 */
define(‘DB_USER’, ‘ユーザー名‘);
/** MySQL データベースのパスワード */
define(‘DB_PASSWORD’, ‘パスワード‘);
/** MySQL のホスト名 */
define(‘DB_HOST’, ‘サーバー‘);

各項目の’ __ ‘の「データベース名」「ユーザー名」「パスワード」「サーバー」の箇所に作成したデータベースの情報を入力して、保存します。

まあ、ないとは思いますが、保存する場所(PC内の保管場所フォルダ)を見失わないように。それからまた拡張子を誤って保存したりなどケアレスミスも。

4.データベース移行

① データベース画面で▶phpMyAdminを開くをクリックし、phpMyAdminへようこそからログインする際の情報が確認できますのでメモしておきます。

② phpMyAdminにログイン
「phpMyAdmin」へようこそ画面で、ユーザ名、パスワード、サーバの選択をし、(実行する)をクリックしてログインします。

③ データベースが表示されますので、左メニューからデータベース名をクリックします。

④ そしてデータベースファイルの上のメニューから「インポート」をクリック、「参照」でアップロードファイルを指定し、データベースファイルを選択したら「実行する」でインポートします。正常にインポートが完了すると『インポートは正常終了しました。』と表示されるはずです。

ここは本当に慎重に作業してください。下手に関係なボタンをクリックしたり、余計な手を入れていじくると後々苦労することになります。なかなか正常終了の表示がされないからと焦って触らなくていいところを触ってしまったりすると痛い目にあいます。それから作業がスムーズに進むように、予めPCに負荷がかからないよう不必要なアプリ等は閉じておくのがいいでしょう。

5.WordPressデータ移行

① WordPressデータの移行は、FTPソフトに設定する情報を確認します。
サーバーアカウントにログイン後「アカウント情報」を開き、「サーバー情報」欄にFTPソフトに設定の情報が記載されていますのでメモしておきます。

② そしてFTPソフトを起動し、ロリポップ!の「サーバー情報」を設定し、「公開(アップロード)フォルダ」に移行データをアップロードします。これで旧サーバーから新サーバーでのWordPressデータが移行されたはずです。

残りは通常のサーバー移行と同様にネームサーバーの設定変更で移行後のサーバーによるWebサイトが表示されるはずです。

サバオ独り言
サバオ独り言

一番苦労したのは、WordPressのログイン画面が表示されないことでした。ログイン画面をブラウザ上に表示させるまでが大変だった。結局サポートに連絡してデータベースかどこかの設定を操作してもらったと記憶しています。

以上、捉え方や手順としてはサーバー移管とほとんど同じと考えていいように思います。移行先のサーバー(受け入れる器)を準備、前のサーバーを一時的にそのままに、ドメインをはじめデータを移し、最後にDNSを変える、で完了みたいなイメージですね。

最後に

もう一度まとめ整理

1.ロリポップ!サーバーを準備
2.ドメインを設定
3.データを移行
4.DNS(ネームサーバー)の変更

実際にやってみると細かい部分で気になってくるところは、つど出現してくると予想されますが、仕様等も時々刻々と変更や改良・改善され掲載内容と食い違う側面もあるかと思いますけど、とにかく当たって砕けないようにだけはされませんように。ただ、本当の本当に初めてのトライであるなら、逆に失敗がいい勉強になるかとも言えますから、サポートといろいろとやりとりもしながら、自分なりに運用を習得していければいいんじゃないかとも思っています。

▼ド素人だった私は63秒で導入できました。

ps.
ロリポップ!サーバー移行・移管やロリポップ!WordPress移行で情報を検索し調べると、ロリポップから他のサーバーへのページがヒットするケースが存外目につくはずです。これはロリポップ!サーバーが初心者向けに優しいサービスであることから、それなりに知識を得たサーバー運用者が次のステップに進みたいというニーズから多いのではと推量しています。もしかしたら無料ブログからWordPressへ移行だとロリポップ!が多いのではと見ています。現状は他のホスティング会社も対象として取り込み先に捉えているでしょうから、一概には言えませんが。

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