何事においても初心者にとって壁というものが存在します。
レンタルサーバーを借りてWordPressをインストールし自分のWebサイト（ブログ）を立ち上げる、にも相応の壁が立ちはだかります。
そこで実際の体験を踏まえて、やっとここまでたどり着いたという思いをメモしておこうかという次第です。
ここまでの経緯を振り返り壁となったポイントについて初心者（ド素人）目線で気づいた部分のみ抜粋して紹介します。
WordPressを立上げるまでの前提
まず大前提として、今回はロリポップレンタルサーバーのライトプラン（月額250円～）を借りて、そしてドメインは系列のムームードメインから新規登録・取得し、独自ドメインでWordPressによるWebサイト（ブログ）を立ち上げました。
（この際、サイト運用の目的や目標その他諸々に関しては割愛します。）
今回運用に利用したサービス
- レンタルサーバー：ロリポップ！
- ドメイン：ムームードメイン
- CMS：WordPress5.3.2-ja
レンタルサーバーを借りる
まず、基盤となるレンタルサーバーを借ります。
サーバーサービス提供会社によって無料・有料、スペック、その他諸々にサービスに差が多少ありますから、サーバー選びに関してはご自身の希望にお任せします。ただし、前段でも書きました通り、WordPressをインストールできて運用可能でなければ意味がありません。そこだけは注意してください。借りたはいいが肝心のWordPressをインストールできないじゃ話になりませんからね。
さて、無事にサーバーを借りたら、サーバーにWordPressをインストールして使えるようにしなくてはなりません。この段階にも初心者ならではの大事な（もしかしたら自分だけかもしれない）ポイントがあります。
WordPressをインストールする
レンタルサーバーにWordPressアプリをインストールすること自体は、そう難しくはありません。ただし今回の場合はロリポップ！レンタルサーバーの「簡単インストール」機能に頼れたからですが。
最近では手軽にWordPressのインストールをサポートする「簡単インストール」機能を装備したサーバーサービス提供会社が増えてきました。もちろん勉強を兼ねて自分でインストールするのいいでしょう。兎にも角にもWordPressのログイン画面までたどり着ければ次なる段階です。
（ここまで行くのにも実はひと悶着あるのですが、それはまた別の話）
WordPressを使うに当たって
WordPressがインストールされて、ログイン情報（ユーザー名またはメールアドレスとパスワード）を決め、なんとかWordPressの管理画面（ダッシュボード）にログインができたら、さあいろいろとカスタマイズし、記事を書いてどんどんコンテンツを増やし更新していきたいところです。
しかし、ここで ちょっとまって！！
そうです。今後Webサイトを運営していくにあたって
・独自ドメインの設定は？
・セキュリティーのSSL化は？
・WordPressの最新バージョンは？
などなど…
その辺をもしも知らぬままにサッササッサとインストールして立ち上げ記事更新をどんどんしてしまってから、いざ先の疑問に気づいても修正できるの？それとも後の祭り？
ここが自身が経験した知らぬ者のバカの壁になってくるところだったんです。
正直、ここをしっかりと把握しないまま進めていってしまった自分は、後々、サポートへ問い合わせし、二度手間三度手間かけたうえ、なんとかかんとか希望の形に持っていくことができました。何事も基盤づくりが大事。みなさんは充分に気を配りつつ慎重に作業をすすめていってくださいね。
WordPress構築までの経緯は様々でしょう。
一、完全に新規取り扱い
二、他サーバーから移行
三、既にドメインは持っているがまだSSL化対応していない
などなど。
さまざまにスタート時点での環境に違いはあろうかと思いますが、何が第一番目にするべき作業や設定なのか？
そこを「マニュアル」や「よくある質問」などきっちり目通しし、それでも不安がある場合は事前にサポートへ問い合わせして確認しておくのが間違いないだろうことだと思っています。できるだけ無駄は避けたいですから。
手順の正解は？
一番最初に苦労したのが、SSL化でした。
（前提としてロリポップ！で新規にWordPressを構築ということを踏まえておいてください）
いまだに正解がすっきりと把握できていないのですが、こういう流れだと思います、本来の流れというのはー。
なお、ロリポップ！レンタルサーバーでのサポートマニュアルによれば、WordPressのインストール設定から一連の流れがカテゴリー分けされているため、正直はじめに全部に目を通してからでないとわからないじゃないか！ と悪態をついてしまいそうになる気がします。全体像からの細分化という視覚的な解説があったらもっとよかったような・・・。それはさておき、次のような手順でやるべきでした。
- WordPressをインストール
- サーバー側のユーザー専用ページ（管理パネル）で「独自ドメイン」を設定
- セキュリティ設定からSSL証明書の申込みと設定
- WordPressダッシュボードへ
この流れを無視して、独自ドメイン設定までよかったのですが、SSL化をすっとばしてWordPressダッシュボードへいき、記事のアップを始めてから、後々にhttp・・・？s が付いてない事に気づき、遡ってやろうとしたところ面倒なことになってしまったというわけです。
サーバー側でSSL化を進めて、同時にWordPressのメニューから「設定 ⇒ 一般」での「WordPressアドレス(URL)」と「サイトアドレス(URL)」の 0http://～に「s」を加えて更新してしまい、WordPressのログイン画面がでてこなくなってしまうという・・・悲劇。。。
結局、順番を変えたりなんだりといろいろとやってはみたのですが解決せず。問い合わせからサポートを頼り何とか無事に思う姿に行き着いたという次第です。本当に疲れた。
本当は、その実際の修正・手直しの手順や方法を記録し、掲載したかったのですが、その時点ではいっぱいいっぱいで完全に無理な状態でした。今思えば口惜しい限りです。
現状
現状はご覧いただいた通り。オリジナルドメインでSSL化もし、最新版のWordPress5.4.1を使用して、無料の人気テーマを使わせてもらって、AdSenseも無事通過し、日々更新をすったもんだしながら続けています。
願わくば、あとはSEOをもっと学習して、良いコンテンツを作れるように成り、検索結果で上位表示できて多くのネットユーザーに見て読んでもらえたらと静かにメラメラと闘志を燻ぶらせています。
最後にまとめ
実際やってみて、もっとも痛感したのは、根っこに基盤となる知識がなさすぎた、そしてもっと真面目に英語を勉強しておけばよかったという後悔の念です。
それなりにヘルプ・サポートページを読んで、一応は理解できる、けれどもベーシックとなる基本的知識が整っていないため、専門的な用語などの概念が欠落していることで、パズルの組み立て方は知ってはいるがピースの形や色合いから判断をつけられずはめ込めないでいる、そんな感じなんですよね。
例えば、さまざまな設定の場面で、後ほど変更可能というようなところなら、足踏みすることなくガンガン進めていけるのでしょうが、一度設定してしまったら変更の効かないものを、よく理解できていないまま、もしくは十分に把握していないまま進めてしまうと、あとあと気が遠くなるほどに厄介だったりするわけなんです。
そこを手抜きしてしまうと、ゼロからやり直しと、残念ではすまない事態になりかねない。ただ前向きに、全て前向きに捉えるなら、失敗は前進するための追い風になる、次なる高波・高い壁を乗り越えるための足がかりとなるとは思っています。
参考なりませんでしたね、結局（泣）
とにかく頑張って更新していきましょう。
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